ガールスカウトは現在世界150の国や地域で、約1000万人の会員が活動している、少女と若い女性のための世界最大の社会教育団体です。「少女と若い女性が責任ある世界市民として、自ら考え、行動できる人となる」ことを目指して活動しています。お住まいの地域でも、いきいきと活動している少女たちの姿をご覧いただいたことがあるのではないでしょうか。

ガールスカウトの歴史

  当時、イギリスで人気を高めていたボーイスカウト。その創始者、ロバート ベーデン-ポウエル(B-P)の前に突如、少女たちが押しかけ、「”Something for Girls, too!” (私たちも活動したい!)」と訴えました。それを聞いたB-Pは、少女には少女に合ったやり方があり、運営は女性に任せるべきと考え、ガールスカウトをつくることにしました。この年、ガールスカウトは正式に組織化されました。後にガールスカウトを委ねられたB-Pの妻オレブは、女性は男性と同等のパートナーであること、自信をもち、積極的に社会参画することを尊重していました。そして、少女たちの素質と才能を引き出し、社会に役立てるためのプログラムをつくり出していきました。やがてガールスカウトはイギリス国内にとどまらず、少女と女性に力をつけることの大切さを世界中に広め、共感した世界中の女性たちに支持され、国際組織に変貌していきました。1920年に日本でもはじまり、現在では日本全国で約40,000人のガールスカウトが活動しています。

ガールスカウトが大切にしていること

自己啓発

興味をもったことに挑戦し、自分で考えて
実行をする力を身に付ける。

人との交わり

さまざまな人との交流を通じて、
お互いを尊重しあうことを学ぶ。

自然と共に

野外活動を通じていのちや
自然の大切さを身近に感じる。

部門

よくある質問