ガールスカウトは、いつもほほえみと歌を忘れない。
そうすれば自分も楽しいし、他の人も楽しくする。
子どもたちの幸せな人生をいつも一番先に考えていた、ロバート ベーデン-ポウエル(頭文字をとってB-Pと呼んでいます)によって、1908年にボーイスカウト運動が、英国で正式にはじまりました。 1909年に、B-Pがボーイスカウトの最初の大きな集まりを開いたときに、そこに女の子たちも来ていて、「ガールスカウト」として活動したいと願い出てきました。 B-Pは、男の子と女の子には、それぞれに合った活動のしかたがあって、女の子の活動は、女の人に任せたほうが良い、と考えました。そのため、妹のアグネスが、1910年にガールスカウト活動を引き受けました。
その後、B-Pの妻オレブ ベーデン-ポウエルが引き継いで、ボーイスカウトとは、活動について同じ考え方を持っているけれど、団体としては別々に活動していくことになりました。